コラム

2021年7月09日

昼職に転職したのに夜職に出戻り…。 その理由とは? ~出戻りしない為のポイント~

夜職を卒業し、心機一転、昼職に転職したのに、夜職に出戻りする女性が多いようです。
昼職への転職は楽ではありませんし、年齢問わず長く続けられるお仕事ですから、出戻りしてしまうのは勿体ないですよね。
そうならないために、出戻りは何が原因なのか考えてみましょう。

昼職に転職をしたい理由は?

転職理由も様々あるかと思いますが、自分が本当に望んでする転職ではないことも多々あるようです。
恋人や、旦那さんが嫌がるため、子供のため。
続けたいという気持ちはあるが、将来に不安があるから。
夜職のストレスから解放されたいから。
ネガティブな理由から転職を考えると、そもそも昼職を頑張ろうというモチベーションがありませんし、辞めたくなる気持ちになりやすいと思います。

出戻りしてしまう理由

出戻りしてしまう具体的な理由はどのようなものがあるのでしょうか。

給与面

出戻りしてしまう一番の理由は給与面かと思います。
夜職での給与は時給4000円で1日5時間、月に20日間働いたとして、40万円です。昼職では平日8時間勤務して月収13~20万が20代女性の平均です。
40万の高額な収入から20万の収入への変化はとても大きいですよね。
覚悟して転職しなければかなり厳しいことは確実です。
化粧品や洋服に何万円もかけることができて、食費も節約など考えずに、好きなものを好きなだけ食べることができたと思います。
旅行にだって行きたいときに、行きたい場所に行けますよね。
そういった華やかな生活は送れなくなります。
きっと慣れるまでは毎日がつまらなく感じ、辛いと思います。
インスタやTwitterで、夜職を続けている友達のキラキラした贅沢な生活を見る度に夜職に戻りたいと思うかもしれません。
今までの生活に比べたら、かなり我慢も必要になりますし、軽い気持ちで昼職に転職を考えるのは、将来が不安とはいえ、続けられない可能性があるので、しっかり調べる必要があります。

待遇面

昼職に転職を考える方の多くは安定している待遇面に魅力を感じて転職を考えると思います。
終身雇用や有給休暇であったり、賞与であったり…確かに一般的に安定していると言われる昼職ですが、終身雇用、賞与がない企業もありますし、有給休暇を好きな時に取得できる企業は少ないのも現実です。
業種や業務内容によっては、取得することが悪いことのように言われることもあります。
有給休暇をしっかり消化できるのは大企業が大半ですが、夜職しか経験がなく、資格なども持っていないとなると、大企業への転職は難しいです。
ご自身の転職可能な企業の待遇がどんなものなのか、しっかり調べておきましょう。

労働時間

夜職では20時から1時など5時間勤務が多いかと思いますが、
昼職では朝9時(~10時)から18時(~19時)の8~9時間勤務で休憩1時間という企業がほとんどです。
そして、残業がある企業もたくさんありますし、残業代が出るとも限りません。
今までの夜職に比べて拘束時間がグンと長くなります。
勤務時間は増えるのに給与が減ることに納得して勤務出来るでしょうか。

環境、服装などの自由度

キャバクラやクラブで働いていれば、オシャレをすることも仕事の一つです。
髪色も髪型も自由に出来て、服装もドレスや着物やワンピース、ネイルも派手で問題なく、華やかに着飾り、お客様に綺麗だね、可愛いねと褒めてもらえます。
高いお酒を飲み、楽しくお喋りして、時にはプレゼンを貰いながら働くことが出来ます。
勿論大変なことも様々あるとは思いますが、華やかな世界が好きな女性にとっては夢のような環境ですよね。
綺麗に着飾り、ちやほやしてもらいながら、たくさんのお金を稼ぐことが出来ていたわけです。
昼職では一転、今までからしたら、かなり地味な服装をしなければなりません。
髪色はもちろん暗くして、ビジネスシーンに相応しいオフィスカジュアルな服装をし、ネイルも控えめなデザインが一般的です。
夜職をされてきた女性は美しい人も多く、会社では妬みや僻みの対象になってしまうかもしれません。
夜職では、いかに目立つか、他人より華やかにオシャレに魅せるか、そうしてお仕事をして来たと思います。
昼職になった途端、目立たないように気を遣いながら勤務するのは大変です。

どうしたら昼職を続けられるか

勤務環境の変化や、給与の減少…乗り越えなければならない壁がたくさんあると思います。
そのような中で、どうしたら心折れずに昼職を続けられるでしょうか。
まず、第一に自分がやりたいと思うことを見つけることだと思います。
どんなことでも良いので、ネガティブな理由や、「ただ不安だから」というだけで転職せず、将来どうなりたいのかをしっかり考えてから動くようにしましょう。

・どんな職業に興味があるのか。
・自分にどんなスキルがあるのか、今後そのスキルを活かしたいか。
・将来的にどんな仕事がしたいか、そのためにはどんなスキルを身につけるべきか。

などなど…今後動くためにどうしたいかを整理しましょう。
方向性を定めてから進み始めたほうが、迷うことも少ないですし、壁にぶつかっても、目標のために頑張ろうと思えます。
次に、本当に昼職に転職したいかを改めて考えましょう。
挑戦してみたい業界の昼職と、夜職の勤務環境、給料、待遇をしっかり比べて、夜職よりも不自由なことや大変なことがあっても転職したいか検討しましょう。

ここまで夜職に出戻りしないためにどうすべきかを書いてきましたが、
比べると言っても、実際に経験してみなければ分からないことがたくさんあると思います。
状況を整理したら、まずはやってみて、やっぱり夜職が向いていると思ったら戻るのも悪いことではありません。
ただ、行き当たりばったりで転職するよりは、やってみたいことに挑戦し、昼職の経験も実りあるものにして頂きたいなと思います。

まとめ

今回は夜職に出戻りしないためのポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか?
夜職から昼職に転職するのは、勇気と覚悟がいることだと思います。
今まで昼職の経験がない方は特にそうだと思うので、後悔しないようにしっかり準備して、転職に挑んで頂けたらと思います。
昼職への転職に役立つコラムがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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