
コラム

2021年7月19日
昼職に転職して良かったこと・悪かったこと
昼職に転職して良かったことと悪かったことはどんなことだったのでしょうか?
実際に夜職から転職して昼職をしている女性たちの意見をまとめてみました。
良かったこと
①体調がよくなった
夜職では、昼夜逆転生活を続け、毎日たくさんお酒を飲まなければなりません。
長く続けている人ほど身体はボロボロになってしまいます。
頭痛が治らない、二日酔いが響く、慢性的な倦怠感、胃腸炎などに悩んだ結果、病院を受診して、夜職での生活が原因だと言われ、転職を決意する方もいるようです。
実際転職してみて、体調の改善だけでなく、肌荒れも治り、お酒を飲まなくなって生活習慣が整ったことにより、何もしていないのに痩せていくという人もいました。
健康的な生活こそ一番のダイエットなのですね。
②精神的なストレスから解放された
実際に、クラブやキャバクラでお仕事をされている方はお分かりになると思いますが、ナイトワークは精神的ストレスが多いお仕事です。
・お客様に通ってもらうための営業の努力
・容姿を美しく保つための努力
・ランキングやノルマがあり、売り上げを保たなければならないというプレッシャー
・女性同士でお客様を取り合うなどの人間関係上の問題
・男性スタッフからの理不尽な対応
日々多くのストレスを抱えながら気をもんでお仕事をしなければなりません。
特にナンバー1を取っているような女性は維持しなければならないプレッシャーが
相当なものだと思います。
昼職に転職したことによって、そういったプレッシャーから解放され、精神的にも健康的な生活が送れそうですね。
将来の不安が消えた
夜職では、美しい容姿や若さが求められます。
勿論、年齢を重ねて40代や50代で、ご自身でお店を持ったり、長く夜職でご活躍される方もいらっしゃいます。
ですが、現実的に考えると、自分のお店を持ち、経営して、長く夜職で活躍していけるような女性はごく限られた方です。
お店を経営するとなれば、大きい安定的な収入や、人脈、強い覚悟が必要です。
そういった状況を踏まえて、将来について考えたときに、不安を感じるのは当然のことかと思います。
昼職では容姿や若さによる制限はなく、60歳まで安定して働くことができます。
職や収入を失う不安なく働けることは、日々の精神的安心に繋がり、漠然とした不安に駆られない生活を送ることができます。
仕事について家族や周りに話せる
夜職をしてきた時は、家族に仕事のことを隠していたり、話していたとしても心配されることがほとんどだと思います。
「長く続けていける仕事ではない。」、「親戚やご近所さんに顔向け出来ない。」などの理由で反対されることもあるのではないでしょうか。
まだまだ偏見の多い職業でもありますので、家族に限らず、友達や彼氏など、周りに話せない人もいますよね。
昼職に転職することで、家族や周りに話せない問題は解決です。
堂々と仕事のやりがいや悩みについて話すことができます。
嘘をついたり、隠さなければならないことが無くなると、気持ちが軽くなると思います。
正常な金銭感覚が戻った
夜職をしていると、普通の女性の何倍も稼ぐことが出来ます。
高い家賃でも払えますし、何十万円もするバッグも買えます、美容や食事にも何万円でもかけられると思います。
当然、贅沢で華やかな生活が当たり前になってしまいますよね。
ですが、それは一生続けられる生活ではありません…。
夜職を一生続けるのは、体力的にもとても難しいことですし、例え一生続けたとしても、若いころのように稼げる保障はどこにもありません。
自立した女性として生きていくなら、一般的な金銭感覚は必要不可欠です。
夜職を卒業してからも同じように稼いでいければ良いのですが、ほとんどの女性は収入が減ってしまいます。
そうなった時に、一般的な金銭感覚を身に着けていないと生活していくことが出来なくなってしまいます。
昼職を始め、収入が減ると、慣れるまでは大変なことも多いですが、結果的に生きていく上で必要な感覚を身につけられたと感じるようです。
悪かったこと
収入が減った
良かったことにも記入していますが、収入は減ります。
週2~3回夜だけ勤務して、年収800万稼いでいたのに、昼職では、週5で朝から晩まで勤務しても年収300万いかないくらいになることがほとんどです。
収入が減ることをプラスに捉えて、一般的な金銭感覚を身につけられたと考えられれば良いのですが、マイナスに捉えて辛いと感じる人も少なくありません。
多くの人は、収入が減るのは辛いものです。
今まで気にしなかったような、光熱費やスーパーでの買い物の出費にも気を使わなければならなくなります。
そうした状況にうんざりしてしまう人が多いようです。
ここで諦めては夜職に逆戻りです。
一生モノの金銭感覚を身につけるためには必要な努力ですし、絶対に損はしないので、まずは一般的な収入で生活できるようになると良いと思います。
オシャレができない
夜職に比べると、昼職の外見の自由度は下がります。
明るい髪色や、派手な服装、派手なネイルは出来なくなります。
たくさんオシャレをしてお仕事をすることが出来ていた夜職と比べると、つまらなく感じるかもしれません。
ですが、オシャレは休日でもすることができます。
お休みの日に存分にオシャレを楽しみましょう。
拘束時間が長い
夜職に比べて拘束時間が長いのも、昼職を辛いと感じるポイントのようです。
1日3時間勤務でもOKなお店もあるくらい勤務時間が自由な夜職に比べて、昼職では8時間も拘束時間があります。
朝早く起きなければならないのも、夜型生活を送ってきた女性にとっては慣れるまで苦労しますよね。
でも、昼間に活動して夜寝る生活の方が体に良いのは確実です。
朝起きるのも、拘束時間が長いのも慣れてしまえば続けられるものです。
まとめ
今回は、昼職に転職した女性たちの意見をまとめてみましたが、いかがでしたか?
仕事も生活習慣も変化すると、良いことも悪いこともありますよね。
大変なことこそ、自分にとってプラスになっていくと思いますので、諦めずに一緒に乗り越えましょう!

