コラム

2021年8月07日

営業職って大変そうだけどどんな仕事なの?仕事内容をお教えします!(2)

前回の記事に引き続き、営業職について解説させて頂きます。

営業方法は主に5種類

➀電話営業

電話営業とは、お客様に電話をかけ商品やサービスに興味を持っていただいた方に訪問する営業方法になります。
電話営業は1日中ひたすら電話をかけて行う営業で、見込み顧客を得る可能性もかなり低いのでメンタル的にしんどくなってしまう事があるかと思います。
又、
「どうやってこの番号を知ったのですか」
「迷惑なので今後かけてこないでください」
などを言われてしまうことも少なくないかと思います。
ただ、あくまで電話でのやりとりなのでお客様と直接顔を合わせない分少しは気が楽かと思います。
メンタルが強い方、物事を順序立てて話すことができるトークスキルがある方に向いています。

②新規訪問営業

新規訪問営業とは、個人宅や企業に訪問して商品やサービルの新規契約を獲得する営業方法です。
事前にアポイントが取れていれば、少なくとも興味を持っている方なのであとは自身の営業力次第ですが、事前アポがない飛び込み営業が一番大変です。
暑い日も寒い日も毎日いろいろなところに出向いて営業をします。
断られるのが当たり前、話を聞いてもらえたらラッキーくらいの感覚です。
時には罵詈雑言を浴びせられて追い返されることもあります。
話を聞いてもらえたとしても短時間で興味を持ってもらう必要があり、高いトークスキルを求められます。
大変な分、契約をとれた時のインセンティブは他の営業に比べ高い傾向があります。
メンタルがとても強い方、とにかく稼ぎたい方に向いています。

③ルート営業

ルート営業とは、既存顧客に定期的に訪問し営業する方法です。
すでに取引をしている相手なので、怪しまれたり追い返されたりすることはありませんので、新規営業に比べるとしんどさは少ないかと思います。
しかし、お客様との信頼関係をしっかりと構築することが必要不可欠です。
信頼関係がしっかりと構築できているともし競合他社が同じお客様に営業をしたとしても切り替えることはそうそうないかと思いますが、もし構築できていなかった場合にはいつの間にか他社に乗り換えられてしまう事があります。
「〇〇さんから買ってあげたい」と思ってもらうことが大事です。
営業戦略をしっかりと考える事ができ、人との信頼関係をしっかりと構築することができる方に向いています。

④反響営業

反響営業とは、テレビCM、ホームページ、SNS、新聞広告などで反応があったお客様を訪問する営業方法です。
あくまで反応があった方だけなので受けの営業となります。
営業力も大事ですが、どうやったら広告を見て興味を持ってもらえるか、広告の分かりやすさなどニーズを引き出すことが大事になります。
お客様に興味を持ってもらえる広告をすることが出来ればよいのですが、そうでないと営業すらできず、何もできない状態になってしまいます。
ただ、電話営業や新規訪問営業と比べるとメンタルへの負担は少ないかと思います。
又、お客様側から問い合わせがあるので他の営業方法と比較すると成約率は上がります。
いかに興味を持ってもらえるのか戦略を練ることができ、一人一人に丁寧な対応をすることができる方に向いています。

⑤店舗受付での営業

受付営業とは手店舗やショールームなどの店舗にお越しになるお客様に営業を行う方法になります。
既に商品やサービスに興味を追っているお客様がお越しになっている為、成約率は反響営業と同じく高確率です。
しかし、お客様がお越しになるのを待つ営業方法なので「待ちの営業」になりやすい特徴があります。店舗の立地や、時期、天候、曜日によって忙しさに偏りがあります。
反響営業や電話営業と組み合わせて営業を行うことが多く、どれだけ店舗にお客様を誘導することが出来るかが重要なポイントとなっております。
受付営業ですと歩き回ることはあまりないので、体力に自信がない方に向いています。

まとめ

営業の大変さは、営業形態・営業相手・営業方法の3つの種類の組み合わせによって大きく変わってきます。

営業職を初めてする方や、のんびりとした環境で働きたい方は

営業形態…代理店
営業相手…公的機関・企業
営業方法…反響営業・店舗受付

上記の組み合わせの営業職をおすすめします。

営業職経験者やインセンティブで稼ぎたい方、厳しい環境で向上心を高く持って働きたい方は

営業形態…メーカー
営業相手…個人
営業方法…電話営業・新規訪問営業・ルート営業

上記の組み合わせの営業職をおすすめします。

ひとくくりに営業職といっても、仕事の難易度は様々あります。
ただし、求人情報だけ見てもその会社がどの組み合わせの営業を行っているのか100%正確に判断することは難しいかと思われます。
その場合は会社のホームページを熟読し、転職サイトの口コミを見ると良いかと思います。
転職の口コミサイトは既に退職した方や、今現在勤務している方の口コミがあります。
性別・役職・職種ごとに口コミが掲載されているサイトもあるので、仕事内容とは別に
社内の雰囲気や、福利厚生の充実度、女性に働きやすい職場環境なのかなども口コミから多少は分かると思うので検討している会社の転職サイトの口コミは必ず確認しましょう。

いかがでしたでしょうか。
今回の記事で、営業職について少しはご理解頂けたかと思います。
様々な職種の求人がありますが、事務職の求人数と営業職の求人数を比較すると約5倍以上、営業職の求人数が多くあります。
現在、コロナ渦で昼職の求人数が減少しています。
夜職から昼職への転職も以前と比べ、ハードルが上がっています。
職種だけを見て判断するのではなく、ひとつひとつの職種についてしっかりと理解をして職種の幅を広げることが、夜職から昼職への転職をスムーズに成功させるポイントになってくるかと思います。

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