コラム
2022年3月03日
人気職の秘書や広報への昼職転職は可能?必要な資格やスキルとは…?
秘書や広報などのお仕事はメディアでも取り上げられる事がある為、希望される求職者さんも多い職種です。
特に秘書への転職希望者は、韓流ドラマの「キム秘書はいったいなぜ」が流行ってからはより多くなった気がします。
人気職で希望者が多いのですが、他の職と比べて求人数が少ないので倍率が高いのが特徴です。
この記事を見られている方でも、秘書や広報の求人が全然ない、書類選考が通らないなどの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は秘書や広報を目指す方に知っておいて欲しいこと、どうすればなれる可能性が上がるのかについて書いていきます。
<1>人気職の秘書や広報への昼職転職は可能?必要な資格やスキルとは…?<1>
秘書や広報などのお仕事はメディアでも取り上げられる事がある為、希望される求職者さんも多い職種です。
特に秘書への転職希望者は、韓流ドラマの「キム秘書はいったいなぜ」が流行ってからはより多くなった気がします。
人気職で希望者が多いのですが、他の職と比べて求人数が少ないので倍率が高いのが特徴です。
この記事を見られている方でも、秘書や広報の求人が全然ない、書類選考が通らないなどの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は秘書や広報を目指す方に知っておいて欲しいこと、どうすればなれる可能性が上がるのかについて書いていきます。
<h2>秘書や広報への転職はなぜハードルが高い?
秘書や広報への昼職転職を希望する求職者さんから沢山お問い合わせを頂いております。
よく頂くお問合せへの回答や夜職から昼職転職は可能かについて書いていきます。
何故秘書や広報の求人は少ない?
秘書や広報の求人を検索したことがある方は、他の業種と比べて求人数が少ないと感じた方が多いのでは無いでしょうか?
なぜ少ないのかというと、理由は大きく分けて以下の2つだと考えています。
1つ目は、秘書や広報は1つの会社に何人もいないからです。
営業職などと違い1つの会社に秘書や広報は何十人も必要ないケースが多く、むしろ秘書や広報といったポジション自体ない会社も沢山ございます。
2つ目は、社外から採用していないケースも多いからです。
秘書は上役の方のスケジュール管理などをするお仕事で、広報はその会社の顔となってPRなどをするお仕事です。
どちらも信用第一なお仕事なので、外部から知らない人を採用するより、社内から適性がある方を秘書や広報にする企業も多いのです。
実際のところどんなお仕事?
秘書や広報への昼職転職を希望されている方で、そもそも秘書や広報がどんなお仕事か分からないという方も多いので簡単に説明させて頂きます。
秘書はスケジュール管理、上司宛の電話・メール・来客の対応、文書作成など多岐にわたります。
前提としてコミュニケーション能力が高く、ビジネスマナーが身についていて、パソコンを使用した事務作業も一通りこなせるオールラウンダーな方が向いています。
広報は大きく分けて社内広報と社外広報があります。
よく弊社に来られる方がイメージしている広報は、広告塔として自社を宣伝する社外広報ですが、社内の伝達事項を社員に向けて発信する社内広報というお仕事もあります。
営業職や開発部で働いていて自社製品に精通した社員などが兼任しているという企業も少なくないです。
夜職から昼職転職出来る?
正直なところ秘書や広報の求人に絞って昼職転職する事はお勧め出来ません。
理由は簡単で決まらないからです。
どうしても秘書や広報がしたい方は、未経験者応募可能な求人を片っ端から全て受けている方もいます。
それでも、書類選考全滅する事は珍しくありません。
そういった方で「秘書や広報が受かるまでとりあえず夜職続ける」と言っている方も多いのですが、個人的には一度昼職転職して正社員経験を積むことをお勧めしています。
理由については次の項目で具体的にご説明させて頂きます。
秘書や広報になるには
前章では厳しい事を多々書きましたが、本章ではどうしたら少しでも秘書や広報のお仕事に就ける確率が上がるか記載しています。
昼職経験を積む
まず昼職に転職して、応募できる企業を増やす事が重要です。
例えば、今東京都で募集出ている求人は2,000件以上ありますが、正社員経験無くても応募可能な求人は300件程になります。(2022年2月22日現在)
逆を言えば正社員経験を積むだけで転職できる企業が6~7倍になるかもしれないという事です。
昼職転職を一刻も早くして正社員経験を積み、併せて次項でお話する様な資格・スキルを取得することで転職が有利になると考えています。
資格やスキルを身につける
秘書なら一般的に語学やマナーが身についているかとい点が重視されます。
TOEICなどは受験資格も無く、ほぼ毎月受験出来るので挑戦しやすいのではないでしょうか。
650点からが履歴書に書けるラインだと言われていますので、650点を目指して頑張ってみて下さい。
マナーについては、秘書検定などの検定もありますが秘書への転職ではそこまでプラスにはなりません。
秘書検定を取るよりも社会人経験を積んでおいた方がよほど転職するうえでは好印象です。
広報のお仕事はSNS運用の求人なども最近は多いので、SNSのフォロワーが多いなどでも有利になる求人も少数ですがあります。
ただ、あくまでも企業のSNSを運用するという求人なので、いくらフォロワーが多くても露出の多い恰好の投稿ばかりなどだと一般的な企業では評価されません。
秘書専門の求人サイトの活用
秘書専門の転職サイトもございます。
ただ、新卒の方や社会人経験の無い方だと受け付けてもらえない可能性もあります。
かなり昔の話ですが、私が新卒の就職活動をしていた頃一度秘書専門の転職サイトに電話相談したことがあります。
新卒の旨を伝えると、社会人経験の無い方は難しいので、社会人経験を積んでからご相談下さいと断られました。
最後に
秘書や広報の求人はそもそも母数が少ないので、夜職から昼職デビューで実現するのはかなり難しいのが現状です。
弊社では昼職経験が無くても応募可能な求人を多く取り扱っていて、秘書・広報の求人も取り扱っておりますが、人気職の為社会人経験豊富な方も沢山応募してきます。
その為、昼職経験が無い方や社会人経験の浅い方は他者比較で落とされてしまう可能性が高いです。
だからと言って、これから先も秘書や広報のお仕事に就けない訳ではありません。
社会人経験を積んでビジネスマナーを身につけて、3章で記載させて頂いた事など実践して頂く事で秘書や広報仕事を勝ち取れる可能性が上がると考えております。