コラム
2023年1月25日
夜職から昼職に転職したいけど何からすべき?
夜職から昼職に転職したいけど何からすべきかわからない…。
そういった方へ、夜職から昼職への転職活動の方法を解説していきます。
まずは求人媒体を見てみよう
最初にすることは、求人媒体を見ることです。
正直、転職活動したての方ですと、やりたい職が分からない方も多いと思います。
そこで大事になってくることは、「情報を得ること」です。
どんな職業があるのか、どのくらいの収入がもらえるのか、資格は必要なのか、これら全ては求人媒体から情報を入手することが出来ます。
本章では、以下の3点について解説しています。
・どんな媒体があるの?
・どんな職業があるの?
・見るべき項目ってなに?
どんな媒体があるの?
有名な求人媒体をいくつか挙げていきます。
・indeed
・エン転職
・doda
・マイナビ転職 等
テレビやネットでCMとして流れている媒体ばかりですし、耳にしたことがある方も多いでしょう。
こういった媒体から、情報を得ていきましょう。
Webからでも構いませんし、中にはアプリをダウンロード出来る媒体もありますので、自身のお好みで使いやすい方で進めていきましょう。
簡単な個人情報を入力して登録をしたら、いよいよ求人探し開始です。
どんな職業があるの?
いざ登録、求人を探そう!と思っても、何からしたら良いかわからない…という方も多いと思います。
そこで、最初は検索機能など使用せず、トップに出ている求人票を見てみましょう。
お勧めの企業がいくつか出て来るかと思います。
基本的には求人票の上の方に、「営業」「販売・接客」「事務」といったジャンルが書かれているかと思います。
そちらが「職業」になります。沢山ある中で聞いたことのある職業も出て来るでしょう。
ちなみに夜職のジャンルは「接客業」「サービス業」になります。
同じ職種の違う業種で言えば、「アパレル販売員」や「ホテルスタッフ」、「飲食店スタッフ」などが当てはまります。
見るべき項目ってなに?
どの企業でも良いので、試しに求人票を開いてみましょう。
そこには「企業名」「給与」「雇用形態」「職務内容」「福利厚生」等々…項目に分かれて沢山記載されていると思います。
まず見るべきポイントは「雇用形態」です。
お探しの職が正社員なのか、パート・アルバイトなのか、最初に決めておきましょう。
転職活動とは言っても、急に一般企業に勤めるのは不安…という方は、まずはアルバイトや派遣社員で社会人経験を積むのも一種の手です。
逆に正社員で探したい!という方は正社員一本で絞り、より自身の条件に合う求人を探していきましょう。
次に「給与」の項目を見てみましょう。
夜職経験の多い方ですと、昼職の給与は想像より低いかもしれません。
平均の給与を事前に知っておくことが大事です。
続いては一番大事な「職務内容」です。
中には必須条件として資格が必要な企業もありますが、積極的に探していけば資格の必要ない求人もあります。
あくまで簡潔に記載してある企業が多いので、求人票に載っている内容が全てではないということを理解しておきましょう。
求人票に書いてある内容だけでは簡単に見えても、実はもっと仕事量が多かったという事例は珍しくありません。
その場合は、書類選考に合格し、面接に進んだ際に企業側に質問する機会に聞いてみましょう。
入社してから知るといった事を避けるために、事前に理解しておくことが大事です。
「勤務地」や「勤務時間」もしっかりと確認しておきましょう。
応募してから実は夜勤の仕事だった、勤務地が遠かったと知ることは避けたいです。
勤務時間は基本的に家から一時間以内で探すと良いでしょう。
例えば勤務地が家から遠い、でも職種や給与が条件にピッタリという場合には、何を優先するかを先に決めておくと良いです。
沢山求人が出ていますが、なかなか自身に合う求人は見つからないものです。根気よく探していきましょう。
「採用人数」の記載がある場合はそちらの項目もチェックしましょう。
採用人数一名募集の企業より、採用人数五名募集の企業の方が、自身が合格する確率も上がります。
一名募集の求人に十名応募が来てしまっていた場合、企業側も人材の選別をする際に、自社へすぐにでも活躍出来る方を選びます。
正社員歴がない状態では、優先度が下がってしまう場合があります。
そういったことを少しでも防ぐために、なるべく採用人数の多い企業を選びましょう。
最後に「休日」や「福利厚生」を確認しましょう。
休日をよく見てみると、週休二日制といった言葉をよく目にすると思います。
こちらは週に二日間休日があるということです。その他に、土日祝休みとあれば週に二日、土日休みに加え、祝日が休みとなります。
シフト制と記載がある企業では、入社してからシフト勤務で休日がもらえることになるでしょう。勤務体制や休日の確認は必ずしておきましょう。
福利厚生の欄には社会保険や手当、交通費の支給の有無が記載されています。
実際には入社してから細かく知ることが多いかと思いますが、きちんと確認しておいて損はありません。
なるべく福利厚生が多い企業がベストです。
中には、求人票に記載はない場合もありますので、そういった際には面接の場で質問することも良いでしょう。
検索機能を使用して仕事を探す
上記の方法で項目を確認し、ある程度理解出来たら次に検索機能を使用して求人を探してみましょう。
検索機能を使用すると、自身の条件を細かく設定することが出来ます。
例えば、東京23区内で探したい・土日祝休みで探したい等、色々条件が出て来ると思います。
媒体に打ち込むだけでは何を検索したか忘れてしまいがちになるので、メモなどを残しておきましょう。
先に自身の条件を決めて書き出してみるのも手です。
自分の働きたい条件に合う求人を探していきましょう。
本章では以下の解説をしていきます。
・求人が出てきたら
・応募希望企業を一つに絞らない
求人が出てきたら
早速条件を当てはめていくと、何社か求人が出て来ると思います。
沢山出てきてよくわからない…という方は、上記の方法でさらに自身に当てはまる条件の企業を探していきましょう。
一社ずつ求人票を見てみて、給与を優先するのか、勤務時間や休日を優先するのかなどを決め、その中で一番よいものを見つけられたらベストです。
応募希望企業を一つに絞らない
ここで一つポイントなのが、「一社だけに決めない」ということです。
就職活動というのは、一般的には何社・何十社と応募するものであることを理解しましょう。
一社だけに決めてしまうと、その企業で不合格だった場合、次の仕事をまた一から探していかなければなりません。
ダメだった時のことを常に考え、保険をかけておくことが重要です。
第一希望、第二希望、第三希望と応募する企業を決めておきましょう。
実際に応募してみよう
条件に合う企業を何社か決めたら、実際に求人に応募してみましょう。
そこで必要になってくるものが、「履歴書・職務経歴書」です。殆どの企業で提出が必要になるでしょう。
中には体上で作成出来るサイトやアプリがありますが、最終的には自身で作成した履歴書・職務経歴書が必要になってきますので、用意しておきましょう。
その際に重要なことは、企業に合わせて作成することです。
例えば各企業で通勤時間などが変わってくる場合もありますので、しっかりチェックしましょう。
実際に応募するために必要ないかについてご説明していきます。
・履歴書
・職務経歴書
・書類が揃ったら
履歴書
履歴書とは「個人の情報と学歴、職歴を記載したもの」になります。
書いたことのない方もいらっしゃるかと思いますが、必ず必要になってくるものです。
嘘偽りのないよう、丁寧に記入していきましょう。
この時に、顔写真の貼付は必須になります。清潔感のある髪型・服装と、濃すぎないお化粧で撮りましょう。
学歴や職歴はまとめてではなく、行ごとに分けて記入しましょう。
職務経歴書
職務経歴書とは、「自身の働いてきた職歴の詳細」をまとめたものになります。
履歴書には、会社名と入社した年月、退社した年月等を簡潔に記載していたかと思いますが、職務経歴書では、就業してきた会社の情報や自身の経験してきた部署や業務を細かく記載します。
自身の過去の指標となりますので、詳細に記入しましょう。
資格や自己PR欄も同時に考えておきましょう。
書類が揃ったら
書類が揃ったら実際に応募画面に進んでみましょう。
履歴書・職務経歴書をアップロードするだけで応募完了する媒体が多いです。
ワンステップで応募が済んでしまう媒体が殆どなので、修正箇所がないか、誤字脱字などがないか事前にしっかり確認してください。
空欄はないようにしましょう。
応募が完了したら、後は企業からの連絡を待つのみです。
書類選考に合格すると、企業から連絡が来ます。そののち、合格した際には一次面接に進むことになります。
これで就職への第一歩を踏み出したことになります。
まとめ
最後に、これまで解説してきたことをまとめていきます。
・まずは求人媒体をチェックする
・どんな職種や業種があるかを理解する
・項目を確認し、自身の希望条件を見つける
・検索機能を使用して、条件に合った求人を探す
・希望条件に当てはまる企業を何社か見つける
・履歴書・職務経歴書を用意する
・実際に応募する
転職活動って何をしたらいいの?という疑問に対し、徹底的に解説してきました。
これまで夜職のみしか経験がない方や、正社員経験のない方、転職活動の方法がわからないといった方でも、不安に感じることはありません。
世の中の就活中の方も、皆されている方法です。
中には自分自身でやり方を見つけて、就職に繋げている方もいらっしゃいますが、上記の方法でしたら、必ず自分自身に合った求人や就職先を見つけることが出来ると思います。
就職活動中はめげやすくなったり、思ってもいない結果に心が揺らいだり、ネガティブな気持ちになることが多くあるかと思いますが、根気よく就職先を見つけていきましょう。
まずは出来ることから、何もわからない状態でも、どんどん正社員経験を積んでいくごとにやりたい仕事も見つかってくるでしょう。
その中で、目指したい夢や目標を見つけ、自分自身の成長に繋げていきましょう。